演劇講座

『北京の幽霊』そして訪問公演!

前回、少しお知らせしましたが

来年2009年1月24日から始まる

水戸芸術館ACM劇場公演『北京の幽霊』に

081021_14590001 出演が決まりました。(ヨッシャー!)

頑張ります。

それから、来週11月18日から3日間

小学校訪問公演(『モチモチの木』)に行きます。

3校4ステージ、訪問先の小学生諸君よろしく。

教室でお芝居!⑮「照明について5」

小スペースでのおおまかな照明プランは次のようになります。

31 ①まずは、観客が席につくときの明かりです。

足元に危険がないように

そして、空間の雰囲気を壊さなように

客席側を明るくして、ステージ上は暗くしておきます。

32 ②開演時間になって

客席が落ち着いたら

照明を消して暗闇をつくります。

劇世界への入口です。

これを「暗転(あんてん)」と言います。

(正確には「溶暗」というのですが)

33 ③そして、芝居中の照明です。

ベースとなる「地明かり」を中心に

スペシャル・ライトを組み合わせていきます。

どんな組み合わせを作るかが腕の見せ所です。

34 ④物語が終わり

照明が落ち「暗転」となります。

一般的な劇場では芝居が終わると

幕を下ろしますよね。

それの代用です。

ただし、ここを暗転にするかどうかは演出次第です。

35 ⑤再び明かりがつき

出演者が並び礼をします。

「カーテンコール」です。

静かに余韻を感じてもらうようにするか、

お祭りのように盛り上げるか、

これも演出次第です。

36 ⑦アンケートに記入したり

会場を出るのに

危険がないように

客席の明かりをつけます。

このとき、舞台上を暗くしておく場合と

象徴的に何かを照らしておく場合があります。

****************

■2009年1月24日(土)~2月8日(日)

水戸芸術館ACM劇場

『北京の幽霊』(飯沢匡・作 松本小四郎・演出)

出演:長谷川裕久、中村美貴、米川理恵子、大内真智、

ACM(澤田考司、小林祐介、中野智美、遠島立夫、塩谷亮)

金・土:19:00、水・日:14:00

全席指定:一般2500円、学生1500円

詳しくは水戸芸術館HP↓

http://www.arttowermito.or.jp/play/modules/tinyd0/index.php?id=9

●次回はチケットプレゼントのお知らせをするよ!!

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ダンスを観ようよ!

JPMさん、コメントありがとうございます。「ビール→日本酒→ビール」は何度やっても効きますね。「おでんを食べながら、キンキンに冷やしたウオッカ」が、次なるテーマです。これがなかなか良いらしいのです。(江國香織さんの小説に出てきました)

今週末から2週に渡って

ACM劇場では「ライフ・ウィズ・ダンス」が行われます。081022_09480001_4

日本の現代ダンスの

カンパニーおよびソロダンサーが

独自の作品を発表します。

僕らACMは第1週目プログラムAの裏方についています。

劇場スタッフの手伝いをしたり

(今日も朝から照明仕込みのお手伝い!)

本番の舞台転換を担当します。

プログラムAでは

●ダンス・シアター・ルーデンス

●若生祥文

●ACMダンス・カンパニー

の3作品が見られます。

先日、3つのダンスの「通し」(=ランスルー)を

見学させていただきました。

いやあ、面白かった。

リハーサルだったので

本番になり衣裳をつけ照明が入り

ダンサーの集中力が上がるのを想像すると

本番が見たい~。

でも僕ら裏方……。

残念!

みなさんにはぜひ見ていただきたいです。

11月1日(土)19:00~

11月2日(日)14:00~

一般2500円、学生1500円〈全席指定〉

早速劇場に連絡して良い席をキープして!!

詳しくは↓

水戸芸術館HP:http://www.arttowermito.or.jp/

教室でお芝居!⑭「照明について4」

小スペースでの照明機材の原理を簡略化すると

2

左図のようになります。

(クリックして拡大して見てください)

電源から燈体(ライト)の間に調光器を

入れることで光の強さを変化させることができます。

小スペースでは限られた機材しか使えませんが

調光器を入れることで

ぼんやり明かりを入れたり

じんわりと暗くできるのです。

もちろん切/入を使えば

パッと暗くしたり/明るくしたりと

さまざまなバリエーションをつけることができます。

注意!!

電気は火災につながる危険を持っています。

機材の取扱には厳重に注意しましょう。

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■大人も子供も楽しめる朗読会『秋色夢色』■

(水戸市立中央図書館企画)

2008年11月3日(月・祝)

水戸市立西部図書館

14:00開場、14:30開演

出演:

坂部豪(水戸市立図書館)、佐藤信郎(演劇事務所’99)

塩谷亮(ACM)、中野智美(ACM)

入場:無料

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東部図書館朗読会、終了!

サリーさん、コメントありがとうございます。がんばれ!!

カオリ.T様、「ライブで行われるドラマ(愛ゆえの葛藤)」=演劇、お子様たちにも楽しんでもらいたいです。

10月15日、水戸市立東部図書館

ACM朗読会「陽だまりアラカルト~いくつかの物語~」

無事終了しました。

ポエジーを感じる詩を4篇(塩谷、澤田、遠島、堀口)、

硬めのショートショート(塩谷)、

現代女流作家のゆったりと甘い短編(堀口)、

演劇的演出(演技+プロジェクター)を加えた小品を1本(遠島+澤田+塩谷)、

──「陽だまり(=ちょっとズレた幸せ)」のアラカルト

いかがだったでしょうか?

ご来場の皆様には温かく観ていただき

本当にありがとうございました。

今後も研鑚を積んでいきたいと思います。

応援よろしくお願いします。

実はこの企画、訪問公演との同時進行で

しかも新作?風邪ひきさん続出で

結構ハードな現場でした。

終演後はボー(放心)となってしまいました。

081015_16170001 出していただいたモンブランとプリンにコーヒー、

疲れた体に沁みて、うまかったです。

帰宅後は、アルコール一人打ち上げ

飲み物はもちろん「ビール→日本酒→ビール」※1

その後、焼酎に突入し、完全二日酔いモードになりました。

次は11月3日西部図書館の朗読会に向けてGO!

こくぶん祭の最中になってしまいますが、皆さまよろしく!!

※1:今回の朗読作品に出てきたエピソード、主人公の女性と付き合っている男性、この二人が川を見ながら、コンビニで買ってきたおでん等を食べながら、ビール→日本酒→ビールを飲むのです。

教室でお芝居!⑬「照明について3」

小スペースでの発表で

つくづく思うのは、

「できれば、前明かり(まえあかり)は欲しい」ということです。

「前明かり」とは演者の前から当てるライトで

姿や表情を際立たせます。

部屋に備え付けのダウンライトや蛍光灯を

「地明かり」(=ベースになるライト)として使うにしても、

「前明かり」があると、ぐんとバリエーションがつくからです。

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■大人も子供も楽しめる朗読会『秋色夢色』■

(水戸市立図書館企画)

2008年11月3日(月・祝)

水戸市立西部図書館

14:00開場、14:30開演

出演:

坂部豪(水戸市立図書館)、佐藤信郎(演劇事務所’99)

塩谷亮(ACM)、中野智美(ACM)

入場:無料

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小学校訪問公演に突入中!

水戸市Y様、コメントありがとうございます。今年は子供演劇アカデミーに参加されないとのこと、残念です。

ACMは先月25日より

小学校訪問公演がスタートしました。

今週で6校7ステージ終えました。

あと6校7ステージなので

ちょうど折り返し地点です。

演目は『モチモチの木』。

去年と同じなのですが、

今年の方がみんなテンションが高く

本公演並みの疲労度です。

でも、小学校の子どもたちに

喜んでもらいたいのですよ。

思わず頑張っちゃいます。

教室でお芝居!⑫「照明について2」

照明については僕も素人なのですが

小さいスペースではこんな設置が好きです。

1 (←ちょっと小さいのでクリックして

見てください)

大まかには

ベースになる「地明かり(じあかり)」と

効果を強調する「スペシャル」です。

Aという500Wのライト二つで舞台を照らします。

これが「地明かり」です。

Bという500Wのライトで舞台の中心を小さく照らします。

この小さなエリアの中で

人物を浮き立たせます。

Cという500Wのライトには赤っぽい色が入っていて

お色気シーンを盛り上げます。

舞台左右には100Wのクリップライトを設置し

それぞれに何色かの色を入れておきます。

これを点けたり消したりして、点滅させます(通称「アオル」)。

そうして、ドタバタしたシーンや混乱した感じを出します。

B、C、クリップライトがここでは「スペシャル」ライトです。

この「地明かり」と「スペシャル」を組み合わせて

シーンを作っていきます。

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■大人と子供のための朗読会『秋色夢色』■

(水戸市立図書館企画)

2008年11月3日(月)

水戸市立西部図書館

14時開場、14時半開演

出演:

坂部豪(水戸市立図書館)、佐藤信郎(演劇事務所’99)

塩谷亮(ACM)、中野智美(ACM)

入場:無料

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『モチモチの木』今年も行くよ!

来週、9月25日より

小学校訪問公演が始まります。

水戸市内、12校14ステージです。

演目は昨年同様

『モチモチの木』

ACM一同がんばります。

そのための稽古がすでに始まっていて

明日はやっと休みです。

再演というのは

前回と同じことをしようとすると

必ずと言っていいほど

クオリティが落ちます。

だから、やる気ムンムンで稽古するんだ!

といいつつ、かなり空回りしてるので

休み明けからは冷静にいくよ。

今年行く小学生諸君、楽しみにしてね。

教室でお芝居!⑪「照明について1」

舞台となる空間をつくる要素には

舞台装置の他に

「照明」があります。

明かりという不思議な実体が入ると

空間をさまざまに変化させることができます。

「明かり」を使うには「闇」が必要です。

そのためにスペースの窓に

暗幕や黒い紙をはりましょう。

劇空間の雰囲気がぐっと出ますよ。

───次回につづく───

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朗読会、またやるよ!

ジャン・ポール・マキさん、コメントありがとうございます。ブログ、拝見しました。この美しい写真、もしかして、あなたは……!みんなも見るべし↓

http://77583934.at.webry.info/

この1週間、打ち合わせや下見、細かい調整作業と

役者業から少し離れてた?わけではなく、

同時に秋の小学校訪問公演『モチモチの木』の

「じさま」のセリフ練習もしていたら

少し頭の中がごちゃごちゃしてしまいました。

お知らせ!

また、朗読会をやります。

①10月15日(水)14:15開場、14:30開演、水戸市立東部図書館「陽だまりアラカルト─いくつかの物語」大人の女性向けの朗読です。

②11月3日(月)14:00開場、14:30開演、水戸市西部図書館「大人も子供も楽しめる朗読─秋色夢色」小学2年生以上対象です。

①は地域の方々の依頼なので一般公開ではありません。が、ぜひともという方は

〒310-0063 水戸市五軒町1-6-8水戸芸術館 ACM内 塩谷亮宛に

お葉書きください。お名前と連絡先の住所もお忘れなく!

②は一般公開です。

どちらも入場無料です。

教室でお芝居!⑩「舞台装置について4」

舞台装置について色々書いてきましたが

ここで、一応まとめ

●パネルを上手に使おう。

●可動式のセットもあるぞ。

●お芝居を見に行った時は舞台装置に注目しよう。

舞台装置も奥が深いので

もっと専門の人に話を聞いたり、

本を読んでみます。

参考になることを見つけたら、

そのつどご紹介しますね。

次回につづくよ!!

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蒸し暑さを吹っ飛ばせ!

晩夏の蒸し暑さにはこれ!

080901_17260001 グリーンカレー(タイカレー)を作りました。

東南アジアの匂い

(行ったことないけど)

マイルドなココナツミルク

そして、汗を絞り出す辛さ。

ああ、脱汗!!

(水戸京成デパートの地下にグリーンカレー・ペーストが売っているぞ!)

初めて挑戦したベーグル↓

080901_17230001 演劇部門の学芸員

N女史に教えてもらったレシピで

作りました。

見た目と味は最高、

だが実は失敗していて、

茹でてオーブンで焼いたとき天板にへばりついてしまい

裏は削れているのです。

落涙!

次回はクッキングシートを必ず買うぜ!

さて、

教室でお芝居!⑨「舞台装置について3」

演劇公演を見に行くと

さまざまな舞台装置があります。

細かいところまでぎっしり飾った「具象的な舞台」

変わったデザインの「抽象的な舞台」

素材やモノを配置した「構成的な舞台」

役者の演技を見るだけでなく舞台装置を

じっくり見るのも面白いものです。

(ドラマが生き生きと進行しているときは見ている余裕がないのですが)

水戸芸術館ACM劇場でも

色々な公演が行われているので

舞台装置に注目して観劇するのもよいかも。

ただ、小さいスペースでの芝居作りは

「お金をかけず」に「頭を使って」工夫したいところです。

人が乗れる強度を持った大小の箱を

上手に配置するだけでも

結構面白くなります。

移動すればシーンの印象も変わるし、

箱に乗れば上下の関係も作れます。

───次回につづく───

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教室でお芝居!─小さな演劇を作ろう!⑧

昨日、ACM劇場に何度も出演している

紺谷昌充氏の自主映画の撮影に参加してきました。

080830_13120002

横浜のSTスポットで行われる演劇公演の中で

上映される映画です↓

http://stspot.jp/schedule/post-33.html

僕の役は、××な○○で△△なのです。

(まだ完成していないので、詳細不明!という秘密?)

アフレコが終わったら、お知らせします。

教室でお芝居!⑧「舞台美術というより舞台装置について2」

舞台美術について調べていたら

僕の勘違いに気づきました!

「舞台美術」というのはなんと、

・舞台装置

・小道具

・衣裳

・照明

・効果(音)

・その他

を含むものだそうです。

えー、そんなに含んでいるの!!

僕は舞台装置と小道具のみが「舞台美術」と思いこんでました。

スイマセン、勉強不足でした!

ただやはり、演劇の

第一の入口は「宣伝美術」

第二の入口は「舞台美術」だと思います。

劇場に入って触れるのは

舞台装置と

それを照らしている照明

(暗くしてセットを隠す場合もありますが)

そして、客入れの音楽

(無音で、かかってない場合もありますが)

ですから。

───次回につづく───

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教室でお芝居!─小さな演劇を作ろう!⑦

お盆を過ぎて急に寒くなりました。

そして、毎日のように夕立ち。

まだまだ蒸し暑さ。

夏も終わってしまいます。

先週から今週と

色々と芝居を観ました。

◇市民演劇祭では

●茨城大学演劇研究会『極楽トンボの終わらない明日』

●キミトジャグジー『夕闇 宵街 君の影』

●劇団OH-NENS『ファニーマネー』

●水戸演劇祭プロデュース『カチカチ山裁判』

●演劇事務所’99『法王庁の避妊法』

◇そして東京で

●庭劇団ペニノ『星影のJr.』

●TPT『ミザントロオプ』

その中でも久しぶりに感嘆したのが

庭劇団ペニノの『星影のJr.』でした。

ACM劇場とも深い関わりのある

久保井研氏(劇団唐組)が

客演していたので見に行ったのですが、

これが凄く面白かった。

?→!(倒錯)→!(狂気)→!(何これ)

といった感じで

作・演出のタニノクロウ氏はただ者じゃありませんね。

近々、岸田戯曲賞取るのではないかと

勝手に予想しちゃいます。

「庭劇団ペニノ」と「タニノクロウ」は要チェックです。

さて、

教室でお芝居!⑦「舞台美術について1」

これまでパネルの作り方など紹介してきました。

この舞台上の空間デザインを

「舞台美術」といいます。

僕たちが演劇に触れるとき

一番最初の窓口がポスターやチラシなどの「宣伝美術」です。

そして、興味を持ってチケットを入手します。

当日、劇場に入って一番先に目に触れるのが

舞台上のセットです。

(もちろん幕が上がるまで見られないものもありますが)

そういう意味でも重要なのが舞台美術です。

そこに工夫がされていると

「この演出家・舞台美術家は、なかなかやるな」

芝居が進行するのが楽しみになります。

皆さんだったら、どんな工夫がしたいですか?

芝居が始まるのが楽しみになるセットだと

面白いと思いません?

───次回につづく───

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教室でお芝居!─小さな演劇を作ろう!⑥

北京オリンピック

毎日盛り上がっています。

日本選手が登場すると

心拍数上がりますね。

柔道の谷選手の

3位決定戦後の表情、

ぐっときました。

さて、こちらもがんばりましょう。

教室でお芝居!⑥「パネルの作り方2」

前回、パネルの作り方の基本を紹介しました。

大きなパネルを作りたいときは

大きく作ればよいのですが、

僕は小さめのをいくつか作ってつなげるのを

おススメします。

理由は運搬しやすいし、

収納スペースを節約できるから。

6 パネルどうしを合わせて

交互に2寸釘を打ちます。

このとき釘の頭を少し出しておくと

バラす(解体する)とき楽です。

7 ヌキと呼ばれる平べったい板を

横に通して釘で打ち、補強しましょう。

出来上がったパネルはそのままでは

立ちません。そこで「人形(にんぎょう)たて」と

11 呼ばれるものをパネルに打ちつけ

ウエイトを置いて

倒れないように押さえます。

(大きなパネルのときは2か所につけましょう。)

「人形たて」も自作できます。

タル木と薄いベニヤが主な材料です。

8 タル木を左図のように

切って釘で組みます。

大切なのは「直角」です。

9 そして、パネルを作ったときと

同様に三角形に切った薄ベニヤを

八分釘で打って補強します。

以上で、パネルを立てることができます。

でも、「人形たて」をつけるのは、もちろん

パネルに色を塗ったりして加工した後ね!

じゃないと、非常に作業しずらいです。

これらの作業をより詳しく書いてある本があります。

真っ赤な表紙の

Book ザ・スタッフ舞台監督の仕事

著者:伊藤 弘成
販売元:晩成書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

を参照してみてください。

───次回につづく───

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