« 『12ライアーズ』情報! | トップページ | 『12ライアーズ』WSはじまる。 »

やさしさは勇気

6月、ACM劇場公演『襤褸と宝石』打ち上げの次の日、

僕は酔いと疲れが取れぬまま、

参考文献を探しに向かいました。

斎藤隆介『モチモチの木』を脚色する準備のためです。

第一稿の締切は7月20日、

稽古用台本のアップが8月15日、

今年は夏遊びは皆無でした。

斎藤隆介作品と向き合いながら

自分が「やさしさ」というものを忘れていることに

胸苦しさをおぼえるようになりました。

図々しく、荒っぽくふるまうことが

不景気な今を生きる常識なのです。

電車の長シートには

高校生、オジサン、オバサン、若い女性も

自分のために広々と座席を占め、

乗ってきた人の為に「どうぞ」と

席をつめることをしようとしない。

そして、

目の前の年寄りに席をゆずることを

すっかり忘れていた僕。

「やさしくするものは馬鹿だ」みんなが思っている。

だが、むなしい人生に

温かみを与えてくれるのは

唯一「親切心」である。

『モチモチの木』は教えてくれました。

花さき山 英語版 (R.I.C Story Chest)

(英語版の表紙)

斎藤隆介・滝平二郎に『花さき山』(岩崎書店)があります。

「この 花さき山 いちめんの 花は、

みんな こうして さいたんだ。

つらいのを しんぼうして、

じぶんのことより ひとのことを おもって

なみだを いっぱい ためて しんぼうすると、

その やさしさと、けなげさが、

こうして 花になって、さきだすのだ。」

071127_13050002 われわれは

人にやさしくすることを

思い出し、

子どもたちに伝えることができるのだろうか。

小学校の体育館で立ち尽くす「じさま」の僕。

|

« 『12ライアーズ』情報! | トップページ | 『12ライアーズ』WSはじまる。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/486750/9181568

この記事へのトラックバック一覧です: やさしさは勇気:

« 『12ライアーズ』情報! | トップページ | 『12ライアーズ』WSはじまる。 »